木の実・草の実(秋)


 野山を歩くと、いろいろと木の実・草の実がなっているのに気づきます。

いろんな色にいろんな大きさ、いろんな形があって楽しいですね。

秋の季節に身近に出会えるものを紹介したいと思います。いくつ見つけられますでしょうか。


イソノキ

サネカズラ

ヤブムラサキ


落葉の低木~小高木。秋に実をつけます。丸い形で大きさは1センチくらい。はじめは赤くのちに黒く熟します。花の時期は6~7月で黄緑色の小さな花を咲かせます。

(クロウメモドキ科)

1つの果実は直径2センチ程度の球形で、たくさん集まって大きな球状になります。10~11月に赤色に熟します。山に生えるつる性の常緑樹です。(モクレン科)

山にはえる落葉の低木。秋には3ミリ程度の淡紫色の丸い実をつけ森の中でよく目立ちます。葉っぱには細かい毛があり、手触りが良いです。

(クマツヅラ科)


イソノキ 甲山周辺にて
イソノキ 甲山周辺にて
サネカズラ 仁川市民緑地にて
サネカズラ 仁川市民緑地にて
ヤブムラサキ
ヤブムラサキ


ヤブコウジ

フユザンショウ

カラスウリ


山の木陰に生える高さ20センチ程度の小さな常緑木。果実は真っ赤な5~6ミリの球形で、秋から冬にかけてよく目立ちます。お正月かざりにも使われたりします。

(ヤブコウジ科)

常緑の低木。秋には金平糖のような直径5ミリ程度の赤い実をつけます。

(ミカン科)

長さ5~7センチのだ円形の実。秋には真っ赤に熟します。夏には花びらのまわりが糸のようにさけたユニークな形の白い花を咲かせます。

(ウリ科)


ヤブコウジ 社家郷山にて
ヤブコウジ 社家郷山にて
フユザンショウ 武田尾にて
フユザンショウ 武田尾にて
カラスウリ
カラスウリ


ノブドウ

タンキリマメ

カナメモチ


野山にはえるつる性の木。果実は紫・青・赤などカラフルに熟します。多くは虫こぶです。(ブドウ科)

秋の末ごろ、果実は赤くなってさけます。その中には黒くぴかぴかと光る種が2個ずつ収まっていて良く目立ちます。

(マメ科)


ノブドウ 仁川広河原にて
ノブドウ 仁川広河原にて
タンキリマメ
タンキリマメ
カナメモチ 甲山周辺にて
カナメモチ 甲山周辺にて